どうも!自伐林家系ブロガーのスズキ(@szkjpx)です。
突然ですが、『季刊地域』という雑誌をご存知でしょうか?
むら・まちづくり総合誌というだけあり、なかなか読み応えがあります。
ストローベイルハウスもそうですが、これからの米原生活およびナリワイづくりに役立つ知恵がたっぷり詰まっているように思います。
スズキ家はそろそろ定期購読に踏み切ろうとしています。笑
今日は気になった記事の紹介をしようと思います。
自伐林家として特集されているのは愛媛県西予市の菊池俊一郎(2014年当時は42歳)さん。
この記事では42歳の菊池さんでも「若手自伐林家」とされていますが、「1日30,000円」の稼ぎを目標に山へ入るといいます。
日当3万ではなく、経費を差し引いた後に手元に残る額が12,000円くらいとのこと。
ハードルが高そうに思いますが、「慣れてくれば誰でも可能な額」であり、ポイントは「何でも自分でやること」と「造材の技」の2つだといいます。
記事の中で菊池さんはこういいます。
「自分でチェンソー持って、少しづつでもやってみればいいのに」
次の図は菊池さんが自作したもので、施業を委託した場合の人件費が示されています。
日当12,000円を目標にしている理由は明確です。
「12,000円ってちょっと前の景気がよかったころの森林組合労務班の日当くらいなんですよ。同じような仕事してそのくらいとれないようなら森林組合に勤めた方がいいことになっちゃうからって、自分で決めた目安の額です」
ざっくりいうと、
造材=立木を切って丸太に切り分けることです。
「山に入る人を増やしたい」という菊池さん。
土佐の森救援隊を始めとする自伐型林業の普及で新規参入する若者が増えることについては、大変嬉しく思っているとのこと。
しかしながら、しっかりとした造材技術を身に付けることで、薪以外にも原木を高値で売ることも視野に入れて欲しい、といった主張をされていました。
ぼくの意見としては、原木〜6次産業〜販売&流通までをトータルでプロヂュースできる人が増えたら、より選択肢が広くなって、関わる人口も増えていくのかなと考えています。
手当たり次第やってみる好奇心と一つのことをある程度かたちにできるプロデュース力とのバランスが大事ですね。
ではっ
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