すずきち
タヌキチ
移住で失敗した!田舎暮らしはハードルが高い!って本当なんかね・・・?
こんな不安を抱えるあなたのために、
今回は失敗しない地方移住のための9ステップを紹介したいと思います。
タヌキチ
すずきち
この9ステップは家族で地方移住をして18ヶ月が経過した、すずきちが考える失敗しない地方移住に必要なすべてをリストアップした結果です。
あなたがもし1ミリでも移住を考えているのなら、ざっとでもいいので目を通しておいてください。
絶対に損はしない内容になっているので、「地方移住で失敗をしたくない!」という人はこの記事をブックマークしておくことを推奨します。
そして各ステップにある全部のリンク先の記事をかならず読んでおいてくださいね。
それくらい力を入れた渾身の内容になっているので、期待して読んでみてください^^
目次
ステップ①:地方移住の目的を書き出す
そもそも、どうして移住したいのか?
これを常に考えておきましょう。
「移住に目的なんて必要なの?」と思う方がいるかもしれません。
結論からいうと、確実に必要です。
移住を思い立ってから実行に移すまでに、いろんな壁を乗り越えなくてはなりません。
すずきちも妻や両親といった親族からの反対がありました・・・。
ぼくのように家族がいると移住も一人だけの問題ではありません。
当たり前ですがいろんな人の理解や協力が必要になってきます。
そういった時に人を説得したり自分の思いを確かめるのに必要になってくるのが「移住の目的」なのです。
移住の目的を考え抜くことで、それが自分の行動の原則として磨き上げられていきます。
磨き上げられた原則に立ち返ることで、移住を実現させる際に生じる迷いや悩みを解消することができます。
タヌキチ
目的とかよくわからんです!
きっかけは「なんとなく」でもいいと思いますが、なんとなくをそのままにしておくと移住は失敗すると思います。
1日5分でもいいので、「なんとなく」という感覚を掘り下げる時間を持ってみてください。
大事なのは「なんとなく」を1ミリでも具体化していくことができるはずです。
そうなると行動の原則が見える化するので、次にするべき行動が手に取るようにわかってきますよ^^
電車通勤がイヤだ、上司に理不尽なことを言われたくない、残業がイヤだ、などなど。
あなたが「これはやりたくない!」ということを思いつき限り書き出してみましょう。
必ずそこにヒントが隠されています。
地方への移住は、あなたのやりたくないことを遠ざけてくれるかどうか?
やりたくないことをやらない。
その状態を実現するための地方移住はとてもまっとうだと思います。
移住の目的がいまいちハッキリわからない、という人はだまされたと思って一度やってみてくださいね。
ステップ②:目的を実現できる場所を探す
目的を実現するためにはどんな場所がいい?
移住の目的が決まったら次は、どんな土地であればその目的を達成できるのか?について考えてみましょう。
すずきちの場合、移住の目的は「自伐型林業ができる」ということでした。
ざっくり説明すると、自伐型林業とは山への負担が少なくて収益も確保できる副業型の小規模な林業のことです。
ぼくの場合は林業未経験だったので、実際のスキルを磨きつつお金ももらえる業務形態が理想でした。
そうなった時に出てきたのが「地域おこし協力隊」制度を活用するという選択肢です。
中山間地域(いわゆる限界集落と呼ばれる場所も多い)の過疎地域が、外からの人材を募集していたというわけですね。
手入れが行き届いていない山をどうにかしたい←興味あります!
という流れで、滋賀県の米原に家族で移住したということになります。
もしすずきちの移住の目的が「林業をやりたい」だった場合、全国各地の森林組合や林業事業体への就職という選択肢もあったということです。
ではなくて、
「自伐型林業をやりたい」という目的を実現できる、今の自分にとってよりよい環境はどこか?
この思考を持てたことですずきちの移住場所が絞られていきました。
自分が置かれた状況やこれからどうしていきたいかというヴィジョンから総合的に判断していくことが結果的に地方移住を納得のいくものにするポイントですね。
もちろん人によって好みの気候もあるので、頭でっかちにならないというのも実は結構大事だと思ってます^^
ステップ③:自治体のウェブサイトをチェック!
対外的な視線を意識しているか?
目的が実現できそうな場所が見つかったら、まずはその自治体のウェブサイトをチェックしてみましょう。
ウェブサイトを見ればその自治体のやる気が見える。
やる気とは、医療福祉や子育て支援の充実度、移住促進、起業支援など、街の活気をベースアップするための本気度のことです。
いくら交通の便がよくなったとはいえ、いざ移住の候補先について知りたい!と思ったとき、現地にいくより、まずはスマホで情報を調べる人の方が多いですよね。
だからこそウェブサイトが入り口になるわけです。
いかに興味を引くか。これにどれだけ注力しているか。
これを徹底的に意識できているかどうかで、その自治体の本気度がわかると思っていいでしょう。
①徳島県神山町の場合
例えばウェブサイトを開いたときにまず目にするページをみてみましょう。
おばあちゃんたちがパソコンで生育状況を管理した「葉っぱビジネス」で一躍有名になったり、IT企業を誘致したりと本気です。
で、ファーストビュー(開いてはじめに見るページ)を見ると、おばちゃんの着ぐるみ?が餅つきをしてますね。笑
「おっ!」と思わせたところに次の一手がありますね。
「暮らし・手続き」と「知る・楽しむ」
移住に関心がある層と観光に関心がある層の2つのターゲットにアプローチしていそうです。
あれもこれもではなく、コレ!という1つ(ないしは2つ)に力を注いでいるのが見てとれます。
②岡山県西粟倉村の場合
情報が整理されていて見やすいですね!
どこにどの情報があるかが一目瞭然です。
そしてこのキャッチコピー「上質な田舎へ」。
都会暮らしで心身が磨り減った人にはグッとくるんじゃないでしょうか。
100年の森林(もり)構想という特筆すべき取り組みをしていたりと、資源を集中した1点突破で生き残りをかけている印象です。
③滋賀県米原市の場合
最後にすずきちの移住先、滋賀県米原市についても触れておきます。
ファーストビューはこちら↓
あんまり追い詰められてない感じがします。笑
で、少しスクロールすると、移住特集ページのバナーが出てきます。
で、コレをクリックすると、次のページが出てきます。
おー、やっとたどり着いた・・・。
ここまで進まないとたどり着けないのがとても残念なのですが、Iターン、Uターンのいろんな職種の人が紹介されてるし、なかなか見やすいです。
個人的に面識のある人が多いです。笑
最後の米原はあからさまにひいきしましたが、ようするにウェブサイトがダメな自治体は要注意だということです。
情報の最終更新頻度が低いところも気をつけたほうがよいと思います。
もちろん直接現地に行ってみると、人やものとのステキな出会いがあったりしますので、一つの判断基準として持っておくくらいにしておいてください。
反対に、いくらでもウェブサイトではメリットを書いていても、いざ暮らしてみないとわからない不都合があったりします。
「春秋は大量のカメムシが発生します!」なんて言わないですもんね。^^;
ですが移住者と受け入れ側のミスマッチを防ぐためにも、移住定住のネックになりそうなポイントはすべて事前にあきらかにしておくべきだと思います。
ステップ④:移住先の土地をいろんなシーズンに訪れる
いろんな角度からその土地を実際に体験しておくこと。
割と勢いで移住を決めたから実感してますが、、、コレはめちゃめちゃ大事です!
旅行と実際の暮らしは違いますよね。
1日やそこらなら非日常として楽しめる豪雪や猛暑も、それが日常になると耐えきれない。。。というケースが少なくありません。
すずきちの家族がまさにコレですが、ぼくらは移住先の冬の寒さと雪の多さをぼくは知りませんでした…笑
話では聞かされていましたが、実体験として知らなかったので「なんとかなるっしょ!」というノリと勢いで不安を押し込めていたきらいがあります。
事実、真冬の豪雪地帯に免疫のない人間が、隙間だらけの古民家で暮らすのはけっこうハードルが高いと思います。
雪があるだけで車の走行速度も下げなくては危ないし、雪かきというタスクも発生します。
機械に頼るという方法もありますが、家庭用の除雪機もけっこういい値段がします(数万〜)。
面倒なことはやらなくなるか、ストレスになるだけなので長くその場所に留まることが難しくなる可能性があります。
そうならないためにも、オススメしたいのがお試し移住です。
数日から数ヶ月という期間を限定して興味のある土地に暮らすことができるサービスです。
しかしながらお試し移住を実行できるかどうかは、まとまった休暇を取れるかどうかにかかっている部分もあります。
仕事の都合でまとまった休みを取れない・・・(´༎ຶོρ༎ຶོ`)という方は、決して焦らずに、年間を通じてその土地に泊まりで遊びにいくなどしてみるのがいいででしょう。
年間を通じて移住候補先をいろんな側面からみていくことが、結果的に後悔のない移住に繋がるはずです!
ステップ⑤:移住先の地元民と交流する
移住の候補先が定まってきたら、ぜひイベントに出かけてみましょう。
農業体験や地元の食材を大いにプロモーションしているイベントもあるはずです。
移住応援フェアなどにも足を運ぶのもいいでしょう。
その時に、ぜひ地元の住民の方々に話しかけてみてください。
端的にいえば「ウマが合いそうかどうか」を感じ取りましょう。
このあたりはコミュニケーション力でカバーできる部分とどうにも出来ない部分があると思っています。
このままでは消滅が目に見えている集落ならそれを避けようと必死になるかもしれません。
すると真新しいことでも取り入れてみよう!という流れが起きやすいと思います。
たとえばステップ③で触れた西粟倉村なんかすごいです。自治体として世界初のICO(独自の仮想通貨発行による資金調達手段)に着手していますからね。
そうじゃなくて、まだまだアクティブなシニア世代(50〜60代)が多くて、割と豊かな暮らしをしている層が多い地域だと、保守的な雰囲気が強かったりします。
そういう場合はまず、相手の話をよく聞いて主張を理解することから始めるのがいいです。
いきなり自分の主張を押し通そうとしてもラチが明かないです。笑
押す場面と引く場面でメリハリをつけるように意識するのがコツかもしれませんね!^^
ステップ⑥:自治体の移住担当者にコンタクトしてみる
移住支援の窓口担当者に熱意はあるか?
これも1つのチェックポイントです。
移住候補先を訪れた時に、できれば自治体の役場にも行ってみることをオススメします。
役場の雰囲気を感じてみてください。
賑わいはあるか、対応はしっかりしているか、親身になってくれるかなどなど。
少なからずその土地の雰囲気をつかむことができると思います。
もしあれば、移住の相談窓口にも行ってみてください。
窓口の担当者と話せば「建前の移住促進」なのか、「本音の移住促進」なのかどうかがわかるでしょう。
お客さま意識を持つのはまったくもってお門違いですが、できれば歓迎ムードの土地の方がいいですよね?
いまは移住支援制度が充実している自治体も多く、移住支援の補助金アピール戦争のような印象です。笑
もちろん!補助金が目当てになると本末転倒なので、あくまでも移住の目的を念頭においた行動を取るようにしてくださいね!^^
ステップ⑦:移住者コミュニティがあるかどうかをチェック
よほどのフロンティアスピリットがない限り、移住者文化がない土地にいきなり突撃するのはおすすめ出来ません。
家族持ちの場合はなおさらです。
移住の際に発生するリスクとうまく付き合いたいなら、すでに移住者がいる土地にしましょう。
すでに地方移住は一過性のブームではなく、ひとつのライフスタイルになってきていることもあり、さまざまな思いで移住をする人がいます。
気になる土地のコミュニティがあるかどうかは、フェイスブックページで検索したらすぐにわかるので、まずはその辺りから交流をはじめるのもいいと思います。
そのほかツイッターで気になる人をフォローしたり、会ってみたいと思うならメッセージを送るなりしていてもいいですね。
ぼくは一人が好きなほうですが、それでも人に会うとリフレッシュになるし、コミュニティの必要性はひしひしと実感しています。
雪山暮らしは心が塞ぎがちですが、たわいもない話ができる相手がいるだけで、メンタルヘルス改善に繋がっていると思いますよ!
ステップ⑧:地域おこし協力隊制度はあるか?をチェック!
なんだかんだいっても、地方移住して企業に務めるとなると選択肢は限られます。
逆に選ばなければ、アルバイトでもなんでも仕事がない!ということはありません。
ですがあなたは、自分らしい暮らしを求めてこの記事にたどり着いたのだと思います。
だとすれば、地方移住のきっかけとして「地域おこし協力隊」という選択肢は大いにありだと思います。
2018年9月現在、すずきちは米原市の地域おこし協力隊として活動をしています。
2020年の3月が任期終了ですが、それまでは市から森林整備や地域の活性化活動の仕事を委嘱されていて、その報償として毎月定額16万円ほどをもらっています。
米原市の場合、家賃補助(月額2万円)もありますし、一人暮らしで贅沢をしなければふつうに生活できる収入です。
さらに副業も認められているので、副業で収入を得るための勉強や技能研修の時間も業務時間として認められています。
つまり!
田舎暮らしをしながら、自分の思い描く理想のライフスタイルに向けて研鑽を積むことができるという制度な訳です。
しかも毎月の収入も確保しながら・・・!
けっこういい制度だと思いますが、受け入れする自治体や民間団体によっては当たり外れがあるのも事実です。
よっぽどやらかしている自治体はネットで調べるとすぐ出てきますから心配はいりません。
あとは、募集サイトでずーっと「募集中!」となっている自治体もワケありと考えてよいでしょう…
詳しい応募要件は案件によって違ってくるのですが、割と応募要件はゆるい印象なので、ローリスクで田舎暮らしをしつつじぶんのナリワイを育てていきたいという方は一度チェックしてみてください。
ステップ⑨:個人で稼ぐスキルを身につける
最後のステップは、自分らしさを活かしたライフスタイルを手に入れたいという人には最重要のステップです。
もしあなたが、会社などの組織に依存せず、自分の経験を活かして個人でも稼ぐスキルを身につけたいと思うのなら注意深く読んでください。
【稼ぐ力】とは、企業や学校といった他人の看板ではなく、じぶんの名前でお金を稼げる能力を身につけるということです。
ところで、あなたの周りには稼ぐ力を身につけている人はどれくらいいるでしょうか?
・・・もし大勢の顔が浮かばなくても、それは当たり前のことです。
なぜなら、日本人の多くは優秀なサラリーマンになるための教育を受けてきたからです。
稼ぐための能力を養ってきていません。そういう教育ではなかったからです。
どうすれば一人で食べていけるか?
どうすれば人からお金をもらえるか?
お金をもらう仕組みや方法について、学校で教えてもらったことがある人はいないと思います。
(個人的には義務教育に組み込むべきだと思います。)
なので大半の人は企業に就職して、労働力(時間労働)を価値として会社に提供することで、その対価としてお金をもらっているというわけです。
「労働力だけがあなたの独自商品」という状態だと、もしあなたが働けなくなったらお金がもらえなくなります。
何があるかわからないのが人生です。
であれば、「労働力以外の商品=あなたが提供できる価値」をつくっていければ安心ですよね。
少し具体的な話をします。
たとえば、あなたがオリジナルのLINEスタンプをつくったとします。
それを発売すると、あなたが寝ていても誰かがスタンプを買ってくれたらお金はもらえるという状態が出来上がりますよね。
これが「あなたが提供できる価値」をつくったということです。
とても単純な例ですが、あなたの得意なことで商品をつくって誰かに価値を提供できればお金をもらえるということです。
この流れを理解して、正しい方法でビジネスを進めていくには、がむしゃらにやるのは得策ではありません。
人生の中で限られた時間やお金を最大限効果的に利用することが、あなたが望むライフスタイルを手にするために必要な方法なのです。
すずきちが地方移住コンサルタントを名乗るきっかけにもなった、『次世代起業家育成セミナー』という動画教材があります。
地方移住を成功させるために必要な知識や、個人で稼ぐためのビジネススキルを身につけたい方は、次の記事を最後まで読んでみてくださいね。
まとめ:すずきちが考えるサラリーマンが移住を成功させる方法
今回は失敗しない地方移住のための9ステップを紹介してみました。
ちょっと長くなったので9ステップをおさらいしておきましょう^^
以上が移住成功の9ステップです。
会社員がいきなり脱サラして地方移住するのはリスク大なので、焦らずに上記の9ステップを確実に進めていきましょう。
現実的におすすめなのは、
地域おこし協力隊→2〜3年かけて稼ぐ力を身につける→地方で独立だと思います。
スキル0の状態から【稼ぐ力を身につける】なら、まずはこの記事を最後まで読んでください。
少し長いですが、読んだ人からは評判がいいです!
【100%OFF】地方移住成功の鍵は「ビジネスの知識」だった! すずきちを救った定価1万円の動画講座を無料でプレゼントします!
すずきち
「失敗しない移住のための9ステップ」が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです^^
この記事に関する感想や質問はお気軽にどうぞ〜
[…] 地方移住で自由になりたい!失敗しない移住のための9ステップとは? […]
すずきちさん、Twitterでもフォローさせて頂いている営業マンと申します。
先日は、私のブログへの訪問、そしてうれしいコメントまで頂きありがとうございます。(^_^)
すずきちさんのブログ読ませて頂きました!地方移住を決めた決断力とその行動力。すごいです!
これからも、すずきちさんのブログを読みにきますので、今後ともよろしくお願いします。(^_^)
営業マンさん
コメントありがとうございますー!
コメントしたくなる記事だったのでついつい^^
こちらこそ、またブログ拝見させてもらいますね!!
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