すずきち
今回は、後悔しない移住をするための基本戦略について解説したいと思います。
タヌキチ
一般的にはあんまりこういうことを言ってる人はいないんだけど、ぼくは絶対に必要だと思ってます。
タヌキチ
パッ!といって、ガーッ!とやれば移住なんか楽勝やろがい!
すずきち
行動力は必要だけど、間違った方向に努力するともったいないよ。
2019年時点で考える、いちばん低リスクな移住戦略も紹介するので、地方移住にハードルを感じている人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
きっとヒントがあるはずです^^
目次
移住戦略とは?
タヌキチ
すずきち
戦略、という字のごとく、戦いを略すのが戦略です。
ということでこの記事では、
移住にまつわる争いをできるだけ避けて、あなたがやるべきことにパワーを注ぐための基本戦略を解説していきます。
移住戦略の重要性
移住に戦略があるとき。
移住に戦略がないとき。
動画は冗談ですが(笑)、、、
移住に戦略がないと時間と労力をムダにします。
どういうことか?
すずきちの実例で説明してみます。
すずきちの移住戦略(移住前)
すずきちのメインとなるミッションは、小規模な林業(自伐型林業)の実践でした。
数名でチームを組み、手入れが行きとどいていない山林の整備をする感じです。
これだけだと食えないので副業もして自立してくださいね、という前提でした。
複業で現代の百姓になるべさ→どれも中途半端に!
ということで、いくつもの仕事を組み合わせて生計を立てる、ナリワイで暮らしていこうと考えていました。
ここに落とし穴がありました。
下記は移住前にやろうとしていたことリストです。
- 自伐型林業
- 林業体験ツアー
- 木材生産(原木の出荷)
- 家具製作
- 楽器製作
- DIYアドバイザー
- スモークチップ生産
- 狩猟〜解体現場ツアー
- 森林ガイド
- メープルシロップ生産
- 雪山散策ツアーガイドetc
タヌキチ
すずきち
気合いで片っ端からやれば成功するものだと思っていましたが、案の定、優先順位をつけることも難しく、どれも中途半端になったところで気がつきました。
すずきち
ということで、やる気スイッチがオン!しました。笑
すずきちの移住戦略(移住6ヶ月後)
やりたいことはたくさんある。
時間が無限にあればできるけど、任期もあるし、そもそも時間は無限じゃない。
ということで、自立のために必要な行動の指針が必要だと思うようになりました。
もっといえば、自立=収入を得るための作戦が必要だと考えるようになりました。
まず稼ぐスキルあれ!→ビジネスマインド、マーケティング、ライティングを学んだ
そんなこんなで、これまでの人生でまったく興味のなかったビジネスや自己啓発、マーケティング、ライティングを学ぶことに。
人生最大の転換期だともいえるくらいでしたが、それくらいの覚悟がありました。
成功してる人を信じてやってみるしかないかなーということで、経営コンサルタントの加藤将太さんの無料教材で勉強しました。
1年間、300日間くらい朝4時に起きて勉強しまくったら、
- たった数千PVのブログで毎月数万円の収入をいただくことができるようになった
- 日テレ『スッキリ!』の特集にガッツリ取材された
- 人気料理店の新商品タイトルが採用された
- 自作の生木スプーンが1本2000円くらいで購入していただけるようになった
- 移住者の知人からスモールビジネス構築コンサル依頼をいただいた
気がついたときには、1年前には想像もしなかった状況が広がっていました。
タヌキチ
すずきち
人生どうなるかわからないからおもしろいです。笑
令和時代の低リスクな地方移住モデル(2019年時点)
それでは最新版の移住戦略を公開します。
質問疑問などあれば受け付けますのでコメントやツイッターなどからもお気軽にどうぞ^^
- 手順1地域おこし協力隊になる(定期的な収入源を確保)
総務省が2009年からやってる取り組みで、年々隊員数は増加しています。
地域おこし協力隊(ちいきおこしきょうりょくたい)とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。Wikipedia
手取り月収15〜16万程度が大半ですが、活動費として年間200万くらい使えます。
活動費は研修費や書籍、道具の購入などに使えるので助かっています^^
どこの自治体の協力隊でもいいですが、要注意ポイントとしては次の2点です。
- 副業可能であること(自治体と雇用関係がない)
- 協力隊の先輩がいることとその後の消息
自治体の職員になってしまうと副業ができないことが多いです。というかほとんどだと思います。
移住戦略の基本は、生活のための収入源を確保しつつ、効率よく販売・集客のスキルを習得することにあります。
地方だと販売・集客スキルを持ってる人が少ないので、それだけで圧倒的な価値になります。
そこから商品開発や業務のシステム化とかをしていけばいい感じの移住ライフを送れるようになります。
そのためにも任期中からブログでの情報発信〜読者への価値提供もしていきたいところですが、副業禁止だとそれもできませんよね。
なので自治体とは雇用関係のない場所に応募するのがいいと思います。
2点目は、すでに地域おこし協力隊の先輩がいる場所かどうか?をチェックしましょう。
協力隊の受け入れがはじめての自治体は受け入れ体制が整っていなかったりします。
任期がはじまったのに住める家がない。
使えると思っていた予算が一向に入ってこない。
受け入れ側に悪気がなかったとしても、その不手際にあなたがわざわざ巻き込まれる必要はありません。
受け入れ経験があるかどうかと、あるとすれば先輩隊員がどうなったか?は応募前に要チェックです。
できればコンタクトをとって現地で会ってみるとかもした方がいいと思います。
あと、協力隊募集サイトを1ヶ月くらい観察すると見えてきますが、ずーっと募集している自治体も避けたほうが無難かもしれません。
人がこないにはそれなりの理由があるはずなので。^^;
- 手順2はじめの6ヶ月〜1年でビジネスをがっつり勉強する具体的には、ビジネスマインド、販売、集客、商品開発、商品販売の自動化あたりをガッツリ勉強します。
この短期間に集中してやることで、どんなビジネスモデルでも応用が効く実力がつきます。
いわば個人で稼いでいくための地力を習得できるので、地域の資源を生かしたスモールビジネスに活かすことができます。
- 手順3お悩み解決ブログで価値提供に徹する
ビジネスの基本は価値提供です。
お客さんの役にたてばお金をもらえる、とシンプルに考えましょう。
価値というと難しそうに聞こえますが、人は誰でも価値を提供して対価をもらっています。
アルバイトはあなたの時間と労働力を価値として提供してお金をもらいます。
ブロガーやアフィリエイターやYotuberは、お客さんの悩みを解決したりおもしろさを価値として提供することで、結果的にお金をもらっています。
悩みを持ってる人はたくさんいますし、似たような悩みを持つ人が多いです。
過去にあなたが悩んだことで、まさに今苦しんでいる人も多いことでしょう。
だからこそ、過去の自分を客にする、という視点が大切になってきます。
すずきちがブログで情報発信をしているそもそもの理由も、
移住先での自立に関係のない努力をして、結果が出ずに困っていた過去の自分を救う ためです。
結果的に移住関係の悩みを持つ読者さんから共感を得ることができているので、価値提供をしていることになりますよね。
もしあなたが自分には提供できる価値なんかない・・・と思うことがあれば、過去に自分が悩んでいたことについて情報発信をして行くのが王道かつ近道だと思います。
- 手順4学んだことを協力隊の活動でも実践する
地域おこし協力隊には何かしらのミッションが与えられます。
農林水産業などの1次産業や観光、特産品開発などのサービス業系のミッションが多いと思います。
ビジネスを学んだあなたは個人で稼ぐ地力があるので、こうしたリアルビジネスでも結果を出しやすい状態になります。
多くの地域おこし協力隊はビジネスを勉強するという発想がないようなので、一度まじめに勉強するだけで周りとの差はすさまじく開きます。
ビジネスを構造化して見れるようになるので、改善ポイントが見えまくりで楽しいと思います。
ぜひあなたもそっち側でガンガン価値提供していけるようになりましょう^^
- 手順5月収15〜20万を達成するまでPDCAを高速でまわす
仮説を立てて実行し、結果を分析して改善する。
↑経営の基本ですね。
ひたすら地道にこれを繰り返して事業を改善していきましょう。
よくある稼ぐ系の情報商材にあるような「楽して稼ぐ」なんて話はないので、地道にやりましょう。
基礎トレは地味ですが、地味なことは地力をつけてくれるのでサボらずにやりましょう。笑
あなたにちゃんとビジネスの実力がついていれば移住先で自立するための月収15万〜20万程度は稼げるようになります。
すずきちの副業月収も近々10万円を達成しそうです。
任期終了までには不可能な数字じゃないので、コツコツ価値提供をしていきます^^
まとめ:戦略にはリスクがない
4月頃からずっと記事にしようと思っていた、すずきちの移住戦略をようやくまとめることができました。
ここまで読んでくれた人ならわかってくださってると思いますが、
戦略はめちゃ重要です。
戦略があるとき、戦略がないとき。
551の蓬莱を思い出してください。笑
戦略は大事なんですが、戦略の立て方がわからない!という人も多いと思います。
低リスクな地方移住の基本戦略はこの記事で紹介したので、ぜひ真剣に考えて取り入れてみてください。
すずきち自身が今まさに取り入れている“生きた”移住戦略なので、かなり使えるはずですよ^^
それではまた別の記事で会いましょう。
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